『オフィスの天井を把握しておこう!』
こんにちは!
兵庫県加古川市、高砂市周辺地域でオフィス内装工事、パーテーション工事、オフィスレイアウト設計などのサポートを行っている加古川オフィスづくり.comです。
今回はオフィス内の間仕切り工事(ハイパーテーション)をする際、天井の種類を把握しておく必要がありますのでご紹介します。
オフィスの天井にはタイプがあり、天井の状態により場所によっては間仕切り工事ができないことがありますので事前に必ず確認しておく必要があります。
1.グリッドシステム天井
天井の下地材(骨組み)が格子状に組まれ、その上に仕上げ材や照明等がパネルごとにはめ込まれている天井です。
メリット
仕上げ材や照明等を部分的に入れ替えることができるのでパーテーションや設備機器の移動が自由に出来るので、柔軟に室内のレイアウトを変更できます。下地材が格子状に組まれているため仕上げ材が落下しにくく、ライン天井よりも耐震化しやすいです。
デメリット
仕上げ材が軽いため、在来工法天井よりも遮音性が劣る場合がある。
仕上げ材が下地材に載っている(ビス等で固定されていない)状態のため、地震時に縦方向の揺れが大きい場合には仕上げ材が落下する恐れがあります。
2.ライン型システム天井
天井の仕上げ材と、照明や空調等の設備機器をまとめて組み立てた天井です。室内側から見たときに、一方向のライン上に照明等の機器が並んでいるのが特徴です。
メリット
設備ラインのスパンを任意の寸法で決められるため、室内レイアウトに合わせることができ、照明と並行にデスクを配置すると、机上の照度を平均化できます。
デメリット
天井材の形状にあう照明器具が組み込まれているため照明の方向を変えることが難しい。
仕上げ材がライン上に配置された下地材に載っているので、地震の揺れで下地材が離れて仕上げ材が落下する可能性があり、耐震化が難しいです。
3.従来工法天井
天井の下地材(骨組み)に岩綿吸音板や化粧石膏ボードなどの仕上げ材を張って作る工法です。日本で最も普及している工法であるため、オフィスのほかに学校や病院などの天井でもよく見かけられます。
メリット
広く普及している工法であるため材料が安く調達でき、システム天井よりも吸音性が高い。また照明や空調の種類や位置など、自由に仕様を決めることができます。
デメリット
間仕切り・照明・空調といった天井設備を動かすことが難しいので、レイアウト計画が制限されます。
また天井設備として・点検口・換気口・スプリンクラー・煙感知器・熱感知器・誘導灯・防煙垂れ壁などオフィスの天井には様々な種類の設備が設置されております。
この設備によって快適な環境そして、安全面を保っています。これらの設備がある天井に間仕切り工事を行う場合注意が必要になります。
例えばパーテーションのすぐ横に煙(熱)感知器やスプリンクラーがあると、感知エリアや散水障害などに不具合が発生します。煙感知機は壁より600mm以上、熱感知器は400mm以上、また空調機器吹出口から1,500mm以上離さなければならないなど、移設をするには費用が発生しますので、事前確認が大事になります。
以上のように事前に天井がどのタイプなのか把握しておくと間仕切りのご検討もスムーズに進みます。
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